神戸製鋼、エアバスA350 XWBの主脚部品を供給

エアバス,A350 XWB

エアバスの最新鋭中型ワイドボディ機A350 XWB 資料提供:Airbus

 エアバスはこのほど、神戸製鋼所がA350 XWBプログラムに新規参画すると発表しました。神戸製鋼所はエアバス機の着陸装置サプライヤであるメシエ・ブガッティ・ダウティを通じ、A350 XWBの主脚部品を供給します。

 主脚部品は神戸製鋼所及びその関係会社である日本エアロフォージが製造。同社の工場は倉敷市に構える施設で、航空宇宙関連の大型鍛造品を製造する最新の専用施設です。

 A350 XWBファミリーはA350-800、A350-900、A350-1000の3機種で構成される胴体幅が広い最新鋭中型ワイドボディ機。同サイズの競合機と比べて効率性を25%向上させています。

 2014年2月末時点で世界中の40社から合計824機の受注を獲得しており、2013年10月には日本航空(JAL)が18機のA350-900、13機のA350-1000、オプションとして25機を発注。A350 XWBは2019年に就航を計画しています。