羽田-ドイツ間が1日5便に ルフトハンザ、ミュンヘン・フランクフルト線開設 A340-600と747で

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)はサマーダイヤが開始した3月30日より羽田-ミュンヘン線と羽田-フランクフルト線を開設し、その初便が3月31日に羽田空港へ到着しました。ルフトハンザドイツ航空の定期便が羽田に就航するのは、同空港の国際線発着が成田空港に移された1978年以来。

ルフトハンザドイツ航空

3月31日、羽田空港国際線ターミナルでミュンヘン線就航記念セレモニーを開催したルフトハンザドイツ航空 資料提供:ルフトハンザドイツ航空

 羽田-ミュンヘン線と羽田-フランクフルト線はそれぞれ1日1往復体制。機材はミュンヘン線がA340-600型機、フランクフルト線が747-400型機。羽田空港の昼間時間帯に出発し、両空港へは同日の夕方に到着する運航スケジュールです。

 羽田発ミュンヘン行き初便(LH715便)の出発に際し、羽田空港国際線ターミナルの106番ゲートでは就航記念セレモニーが開催され、駐日ドイツ連邦共和国臨時代理大使や空港関係者も式典に列席。挨拶に立ったルフトハンザの日本支社長、オットー F. ベンツ氏は、「1978年以来、再度羽田へ戻ってきたことを嬉しく思う。今後も利用客の期待に完璧に対応し、空港機能の利便性の有効利用をこころがけていく。」と決意を述べました。

 なお、初便の羽田発ミュンヘン行きLH715便の搭乗者は257名、到着便のLH714便の搭乗者数は297名。搭乗率(ロードファクター・L/F)はLH715便が84%、LH714便が97%でした。

 ルフトハンザドイツ航空がフランクフルト線とミュンヘン線を開設したことにより、提携パートナーである全日空(ANA)便と合わせると、羽田-ドイツ(フランクフルト・ミュンヘン)間は1日5往復体制となります。

 
■羽田-ドイツ間 運航スケジュール
<ルフトハンザドイツ航空運航>
羽田-フランクフルト線
LH717便 羽田 14:05 → フランクフルト 18:45(747-400)
LH716便 フランクフルト 18:20 → 羽田 12:15翌日(〃)

羽田-ミュンヘン線
LH715便 羽田 12:20 → ミュンヘン 17:25(A340-600)
LH714便 ミュンヘン 15:35 → 羽田 09:55翌日(〃)
 
<ANA運航>
羽田-ミュンヘン線
NH275便 羽田 12:35 → ミュンヘン 17:20(787-8)
NH276便 ミュンヘン 21:25 → 羽田 15:50翌日(〃)

羽田-フランクフルト線
NH223便 羽田 11:25 → フランクフルト 16:35(777-300ER)
NH203便 羽田 00:55 → フランクフルト 06:05(787-8)
NH224便 フランクフルト 20:45 → 羽田 14:55翌日(777-300ER)
NH204便 フランクフルト 12:10 → 羽田 06:35翌日(787-8)

ルフトハンザ,747

3月31日、羽田からフランクフルトに向けて出発したルフトハンザドイツ航空の747(機体番号:D-ABVY) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner