スカイマーク、A330の「CAミニスカ制服」にコメント

 スカイマーク(SKY)は、5月31日より就航予定のエアバスA330-300にあわせた客室乗務員(CA)のミニスカートのワンピース制服について、誤解を招くような報道が一部にあったとして、改めて「A330キャンペーン服」について説明しています。

 内航客室乗務員、および外航で働く日本人客室乗務員およそ1,000名で構成されている航空労組連絡会の職種別専門部「客室乗務員連絡会(客乗連)」は、スカイマークのCAが着用するキャンペーン向けの「ミニスカ」制服が迷惑行為の誘発や客室の機内秩序を乱す恐れ等がある見解の意見書を国土交通省と厚生労働省に提出。スカイマークは2014年3月20日時点で、この客乗連に加入する自社のCAは確認できなかったとしています。

 また、客乗連から一度だけ質問状が送られてきたことを発表し、これに対しスカイマークは「代表者も明らかにされていない団体ですので当社では対応をしておりません。また、これ以外の団体や省庁からの質問状や意見書は届いておりません。」と説明。

 「A330キャンペーン服」はエアバスA330-300の就航にあわせたキャンペーン制服は半年間限定で、着用も希望者に限定。スカイマークによると、「A330のキャンペーン制服は客室乗務員からは好評で、希望者も順調に確保できた。」としています。

 このスカイマークが発表した内容に対し、客乗連は「事実と違う」と説明。これまで客乗連はスカイマークに対して質問状を送ったことは一度もないという。質問状を送る場合は組織の説明や所在地、代表者氏名等を記載するため、スカイマークに送られた質問状は「もしかすると客乗連絡会を名乗る別の方がSKY社に質問状を送った可能性がある。」としています。

 スカイマークが5月末より運航を開始するA330-300は座席スペースの広いグリーンシートを271席装着。グリーンシートの運賃は片道8,500円(羽田-福岡線)など、従来の普通席と同じ割安な運賃を実現しています。