エアバス、スカイマークのA330-300初号機と2号機を引き渡し

 エアバスはスカイマーク(SKY)向けのA330-300初号機(機体番号:JA330A)と2号機(機体番号:JA330B)を引き渡したと発表しました。これにより、スカイマークはA330-300を日本で初めて導入する航空会社となります。

 スカイマークのA330-300は座席スペースの広いグリーンシートをエコノミークラスとして271席装着。4月18日から羽田-福岡線の投入を予定しており、その後は羽田-新千歳線、羽田-那覇線にも導入する計画です。

 A330-300は2014年1月に国土交通省航空局より型式証明を取得。スカイマークはリースで導入する10機のA330-300を対象にエアバスが提供する補修部品サポート・サービス「Flight Hour Services(FHS)」契約を締結し、これにより交換可能な700ユニット以上の多数のパーツから必要な補修部品の提供を受けることが可能。スカイマークのA330-300はロールス・ロイス社製のトレント700エンジンを装備しています。

 スカイマークの西久保愼一代表取締役社長は「A330-300を導入することによって、私達は快適な空の旅を求めるお客様のニーズに応え、ビジネスの拡大につなげることができると確信しています。今後はエアバスA380も導入し、日本で最も機齢の若い燃費効率の優れた機体を運航する航空会社として市場に革新をもたらしたい」とコメントしています。

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エアバスが引き渡したスカイマークのA330-300初号機(機体番号:JA330A) 資料提供:Airbus

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271席のグリーンシートを搭載したスカイマークのA330-300キャビン内 資料提供:Airbus