ガルーダ・インドネシア航空、14年はボーイング777-300など27機を導入

 ガルーダ・インドネシア航空(GIA)はこのほど、2013年度の業績と2014年度の経営計画を発表しました。

ガルーダ・インドネシア航空

13年度の業績と14年度の経営計画を発表したガルーダ・インドネシア航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 2013年度の売上高は前年比7.1%増の37億2,000万USドル、営業利益は同66.4%減の5640万USドル、当期利益は同89.9%減の1,120万USドル、旅客数は同89.9%増の2,497万人、搭載貨物は同23.4%増の345,923トン、有効座席キロ(ASK)は同19.8%増の431億3,000万、イールドは同6.1%減の9.06USセント、運航便数は同28.1%増の196,403便、機材稼働時間は10時間44分、ロードファクター(L/F)は同1.8%減の74.1%となっています。

 ガルーダ・インドネシア航空によると、2013年度の業績結果はドル高によるインドネシア・ルピア(Rupiah)の大幅な下落したことに加え、ガルーダ・インドネシア航空および、同子会社であるLCC(格安航空会社)のシティリンク(CTV)への新規機材投資が大きく影響したとしています。

 機材について、2013年はボーイングやエアバス等から36機を新規導入。2014年はボーイング777-300を2機、737-800を12機、エアバスA330を4機、ボンバルディアCRJを3機、子会社のシティリンク向けにATR72-600を6機、計27機の導入を見込んでおり、機材導入が計画通り進めば、ガルーダ・インドネシア航空の平均機体年齢は4.5年となります。

 ガルーダ・インドネシア航空はグローバルエアラインとしてさらなる飛躍を目指し、2014年3月にはスカイチームに正式加盟予定。この加盟で、ガルーダ・インドネシア航空の利用者は世界1,024の都市へのアクセスが可能となります。