タイ国際航空、羽田-バンコク線を2往復に増便 関西線は機材大型化

タイ国際航空

日本-バンコク線におけるサマーダイヤの運航計画を発表したタイ国際航空(THA) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 タイ国際航空(THA)は日本-バンコク線における3月30日以降の夏期スケジュールを発表しました。羽田線は2往復に増便し、関西線は深夜発便の機材を大型化する一方、仙台線は運休し、中部線は減便、新千歳線は期間限定で減便します。

 羽田-バンコク線はこれまでの深夜便に加え、羽田10時35分発の昼便とその復路便を新たに増便。これにより、羽田-バンコク線は3月30日より1日2往復体制となります。

 関西-バンコク線のTG673便とTG672便は機材を大型化。従来のA330-300からB777-300(エコノミークラス330席、ロイヤルシルククラス34席)へ変更し、総座席数は299席から364席に増大します。この機材大型化により、深夜発便と午前発便に投入しているA380型機と合わせて、関西-バンコク線では週6,000座席以上を提供することとなります。一方、関西夕刻発便とその復路便(TG627/626便)は運休しますが、3月30と31日、4月3、6、7、10、13、14、17、20、21日は運航が決定しています。

 2013年12月より運航を開始した仙台-バンコク線は夏期スケジュールより運休が決定。ただし、仙台発のTG681便は4月9、11、13、16、18日に、バンコク発のTG680便は4月8、10、12、15、17日に限って運航します。

 中部-バンコク線は減便。中部夕刻発便とその復路便となるTG647便とTG646便は、デイリー運航から週3便(月・木・金)運航となります。デイリー運航の午前発便は現行通りの運航便数を維持します。

 札幌-バンコク線は6月のみ減便。デイリー運航中のTG671便とTG670便は6月1日~30日の期間中、週5便にて運航し、運航日は往路が月・火・水・金・日曜日、復路は月、火、木、土、日曜日の運航としています。

 なお、福岡-バンコク線(1日1往復)と成田-バンコク線(1日3往復)はこれまで通りの運航便数を計画しています。