ルフトハンザグループ、旅客輸送量が過去最高を記録

ルフトハンザ ドイツ航空,A380

ルフトハンザグループのルフトハンザ ドイツ航空(DLH) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 ルフトハンザグループは2012年におけるルフトハンザ ドイツ航空(DLH)等の旅客輸送量が過去最高を記録したと発表しました。

 ルフトハンザグループの2013年の旅客事業輸送量は、有償旅客キロ(RPK)換算で前年比2.3%増の2090億。これまで最高だった2011年の2070億を上回りました。

 エアバスA380ならびにボーイング747等の大型機使用や、座席利用率(ロードファクター・L/F)の向上が好調の要因とし、2013年のグループ航空会社の座席利用率は前年比1ポイント増の79.8%を記録。ルフトハンザグループによると、この座席利用率はヨーロッパの航空会社の中で最も高い水準だという。

 同グループのルフトハンザ ドイツ航空、ジャーマンウイングス(GWI)、スイス インターナショナル エアラインズ(SWR)、オーストリア航空(AUA)は2012年に前年を1%上回る旅客数を記録し、グループ全体の総運航便数は3.7%減少したものの、キャパシティは有効座席キロメートル(ASK)換算で前年比1%増加しています。

 ルフトハンザ ドイツ航空とジャーマンウイングスの総旅客数は前年比1.4%増の7600万人。2社のキャパシティは前年比1%、有償旅客キロが同2.3%それぞれ増加。座席利用率は前年比1ポイント増の79.1%でした。

 スイス インターナショナル エアラインズの総旅客数は前年比0.5%増の1,700万人。キャパシティはは前年比2.7%、有償旅客キロは同3.8%それぞれ増加。座席利用率は前年比0.9ポイント増で83.3%と高い水準を記録しています。

 オーストリア航空の総旅客数は前年比1.6%減の1,100万人。キャパシティは前年比で2.7%、有償旅客キロは同1.4%それぞれ減少したものの、座席利用率は1.1ポイント増の78.6%でした。