春秋航空、3月15日に関西-上海線を新設 片道6,500円から

春秋航空,A320

3月15日より関西-上海線を新規開設する中国のLCC、春秋航空 Photographer:Tetsu Maruyama/Flight Liner

中国初のLCC(格安航空会社)である春秋航空(CQH)は1月20日、関西-上海線の新規開設を発表しました。運航開始は3月15日より。関西空港から中国本土へ就航するLCCは春秋航空が初めて。

運航スケジュールは1日1往復体制。関西発上海行き9C8590便は午後12時45分に関西を出発し、上海には午後14時15分に到着。上海発関西行き9C8589便は午前8時30分に上海を出発し、関西には午前11時45分に到着します。

関西空港への中国系航空会社の新規就航は5年ぶり。これまで落ち込んでいた日本と中国間の旅行需要は回復の兆しがみられ、今後春秋航空は両国間の航空需要に対応します。

使用機材はエコノミークラス180席仕様のエアバスA320型機。運賃は片道で6,500円から。燃油サーチャージと空港使用料などは別途必要。

春秋航空の新規開設で関西-上海線は合計6社、週70便で結ばれることとなり、関西空港に乗り入れするLCCは今回の春秋航空を含め、ピーチアビエーション(APJ)やチェジュ航空(JJA)、セブパシフィック航空(CEB)など合計10社(12路線)に拡充します。

春秋航空によると、現在は40機のエアバスA320で中国国内70路線と国際線14路線を運航し、その平均搭乗率は95%にものぼるという。同社は今回新設する関西-上海線のほか、日本路線は上海-茨城、高松、佐賀線を運航しています。

 
■春秋航空 関西-上海線 運航スケジュール
9C 8590便 関西 12:45 → 上海 14:15
9C 8589便 上海 08:30 → 関西 11:45