747パイロットなど、ANA有志がX’masコンサート披露　「じぇじぇじぇ！」で盛り上がる

2013年12月23日

ANAグループ社員の有志からなるオーケストラ部隊「ANA Team HND Orchestra」 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

全日空（ANA）は12月23日、羽田空港国際線ターミナル江戸舞台でクリスマスコンサートを開催しました。

フルートで美しい音色を奏でたANAグループ女性社員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

美しい音色を空港いっぱいに奏でてくれたのは「ANA Team HND Orchestra（ANAチーム羽田オーケストラ）」。羽田空港のグランドスタッフや整備士、747のパイロットなどANAグループ社員の有志からなるオーケストラチームです。

コンサートではクリスマスを代表する「きよしこの夜」や「そりすべり」のほか、MISIA（ミーシャ）の「everything」、ANAのイメージソング「Another Sky」やテレビドラマ「Good Luck」のテーマ曲「DEPARTURE」等を披露。

演奏が始まる1時間前からファンが詰めかけ、その透き通るような美しい音色は多くの人々を魅了。空港ターミナル内をクリスマス一色に染めました。

あまちゃんのオープニング曲を披露する際、司会進行役のバイオリン担当者はお決まりの「じぇじぇじぇ！」を言い放ち、会場を沸かせる場面もありました。

バイオリン担当の男性社員。流暢な英語も交えつつ司会を進行Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

「とても楽しかった！」と語ってくれたのは、キーボード担当の保田さん。普段は羽田空港のグランドスタッフに従事し、多忙な日々の合間を縫ってこの日のために必死に練習してきたといいます。特に本番前は、足を運んでくれるファンのことを一番に思い、皆で惜しみない努力を積み重ねて今日の日を迎えたという。

ドラムを担当したのはパイロットの高柳英治さん。現在はボーイング747のパイロットを担当し、国際線も数多く飛んできた大ベテラン。ANAの747が退役する3月末の約2週間前には別の機種担当が発表されることになるだろうと話します。

羽田空港におけるANAのクリスマスコンサートは12月24日にも開催。当日は羽田空港第2ターミナル5Fのフライトデッキトーキョーにて「Team ANA Handbell Christmas Concert（チーム ANA ハンドベルクリスマスコンサート）」によるハンドベル演奏が11:00～、12:30～、14:30～、16:00～の計4回開催されます。