国交省、春秋航空日本の航空運送事業を認可 成田拠点に国内線就航へ

春秋航空日本

春秋航空日本を設立した中国のLCC(格安航空会社)、春秋航空 Photographer:Daisuke Tsukida/Flight Liner

国土交通省航空局は9月5日付けでLCC(格安航空会社)の春秋航空日本(Spring Airlines Japan)が申請した航空運送事業の許可について、12月17日付けで許可したと発表しました。

春秋航空日本は中国の春秋航空(CQH)などが出資して設立された日本法人のLCC。

資本金は15億円で、航空運送事業許可取得後は60億円まで増資する計画です。就航計画は成田-佐賀、広島、高松線の3路線。各路線ともに1日2往復体制で、2014年5月の運航開始を目指します。

運航に使用する機材は189席仕様のボーイング737-800型機。航空機リース会社AWASからのリース機として2013年4月末に初号機(機体番号/レジ「JA01GR」)を受領し、夏には成田-高松間でテストフライトを実施しています。今後導入する2機の機体番号については、すでに「JA02GR」「JA03GR」を予約登録済み。

今年の4月、春秋航空日本は広島、高松、熊本空港のスタッフを募集していたことから当該3路線が就航候補地にあがっていましたが、成田-熊本線の新規開設には至りませんでした。