北越急行、特急「はくたか」を廃止へ  赤字転落確実も20年程度は乗り切れる見込み

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北越急行は、2015年春の北陸新幹線開業に伴い、越後湯沢〜金沢駅間を結ぶ、特急「はくたか」を廃止することがわかった。朝日新聞電子版が伝えている。

北越急行は、開業以来16年連続で黒字となっており、その理由は、JR東日本・JR西日本と共同運行を行っている、特急「はくたか」の存在。

朝日新聞の取材に対し、北越急行の大熊孝夫社長が、「北陸新幹線開業と同時に廃止になる」と語ったとのこと。総輸送人員の約7割、営業収入の約9割を占める「はくたか」の廃止で、北越急行の赤字転落は確実になる。

しかしながら、北越急行はすでに100億円を超える内部留保を、北陸新幹線の開業に備えて積み立てており、20年以上は赤字でも乗り切れるとみている。

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