バニラ・エア、ANAのCAは何人いるのか

バニラ・エア,A320,JA01VA

12月3日、成田空港にてA320初号機(機体番号:JA01VA)の新デザイン塗装を初公開したバニラ・エア Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

成田空港を拠点として12月20日に初就航を迎えるバニラ・エア(JW)。機内ではリゾート、リラックス、ナリタの3テーマを掲げた機内食「フライトごはん」を用意するほか、機内限定の商品等も販売します。

バニラ・エア、機内食に丸いスイーツ「ミルク玉」を提供

都心まで最速のアクセスを誇るスカイライナーの利用者向けに、割引価格で購入できる機内限定の「スカイライナーバリューチケット」を用意。通常価格2,400円(小児1,100円)のところ、特別価格2,200円(小児1,100円)で発売します。

バニラ・エア,スカイライナーバリューチケット

機内販売限定の通常よりも安く購入できる「スカイライナーバリューチケット」 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

バニラ・エア,機内販売

機内販売では、バニラの香り漂うボディバターやシャワージェルなどもラインナップ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

「バニラ」にちなんだリラックスできる商品も販売。自然の原料をベースにした商品をラインナップするTHE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)の「ボディバター デュオ バニラ」(200ml/1,500円)やバニラの香り漂うシャワージェル、ボディローションのほか、バニラ・エアのオリジナルボールペン(100円)も取り扱います。

機内販売や機内食はLCC(格安航空会社)にとって、重要な収入源。こういった機内食や機内販売、そして各種手数料など運賃以外の付帯収入について、バニラ・エアでは20~30%の範囲で定着していけるよう目指しています。

バニラ・エア,クリームパン

バニラ・エアの機内食スイーツ「とろ~りクリームパン(200円)」 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

「各個人がまわりのことを考えて対応することがバニラの強み」と語るバニラ・エアの近藤寛之営業部長。

今後の方向性やターゲットにしている利用者を尋ねてみたところ、「ターゲティングは明確にしている。エアアジア・ジャパン時代はウェブ予約に慣れている20~40代の利用者が多く、今後もそれは変わらないだろう。これからは50代以上の方々にも安心して利用してもらえるLCCを目指している。」と、これまで利用者の少なかった年代層を大事にしたいという。

「50代以上のお客様は、大手のFSC(フルサービスキャリア)に慣れている人が多い。一般的なLCCは『バゲージも買うの?座席指定別料金?キャンセルできない!?何だよコレ!』という気持ちにさせていた。そういう気持ちにさせないように、今回コミコミバニラ運賃を作った。」

コミコミバニラは、受託手荷物20kgまで無料で座席指定も全席無料。わずか500円で便と日付の変更を受け付け、バニラ・エアの運賃の中で唯一手数料3,000円でキャンセルが可能な柔軟性ある運賃タイプ。

「座席も荷物預け料金もコミコミです。日付変更も500円で受け付ける。キャンセルもできる」LCCに慣れていない50代以上に、このようなFSCに近いサービスを提供することで、今後は親和性の高いユーザーを開拓したいと、今後の方向性に意欲を見せていました。

バニラ・エア,機内食

機内食は食事・スナック類とドリンクをセットで買うと、50円引きになる Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

マーケティング面についても語っていただき、「特別塗装機の就航、各自治体や有名人とのコラボレーション企画もチャンスがあればもちろんやっていきたいと思っている。ドアはすべてに開けているので、話の中でお互いが納得してwin-winであれば、すぐにでもやりたい。」という。

「バニラ・エアを知っている人はまだまだ少ない。私のまわりに『バニラ・エア、知ってますか?』と聞いても反応は薄い。これから認知度を上げて、バニラ・エアの航空券を買っていただける利用者を増やしたい。」と語りました。

バニラ・エアの客室乗務員は12月現在、約80名。9割近くがエアアジア・ジャパン出身のCAで、男性CAも数名在籍。国内線・国際線どちらも1機につき客室乗務員が4名体制で乗務します。

そのほとんどがプロパー社員である一方、現在は全日空(ANA)からの出向者も3名ほど従事。彼女らは主にトレーニングや管理、バニラ・エアCAのまとめ役など基部となる業務に就いているといいます。

バニラ・エアは初就航日の12月20日より成田-那覇、台北線へ就航開始。順次運航機材数を増やし、2014年1月29日より新千歳線、3月1日よりソウル(仁川)を開設。搭乗率(L/F)80%以上の高ロードファクター、遅延率15%以下、欠航率1%以下を掲げ、12月20日以降の再出発に備えます。

バニラ・エア,JA01VA,A320

12月20日より初就航を迎えるバニラ・エア。新造機のエアバスA320初号機(機体番号:JA01VA) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

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※12/4更新