アメリカン・エキスプレス、エミレーツ航空と提携 ポイントがマイルへ交換可能に

アメリカン・エキスプレス(以下アメックス)は、同社のポイントサービス「メンバーシップ・リワード・プログラム」において、エミレーツ航空(UAE)のフリークエント・フライヤー・プログラム「エミレーツ・スカイワーズ」と提携しました。

エミレーツ航空

アメリカン・エキスプレスとポイントサービスで提携したエミレーツ航空 Photographer:Daisuke Tsukida/Flight Liner

これによりアメックスのメンバーシップ・リワード・プログラム登録者は、アメックスのポイントをエミレーツ航空のスカイワーズ・マイルに交換することができます。

また、スカイワーズ・マイルでは貯まったマイルを特典航空券のほか、座席のアップグレードやニューヨーク・コスモスなどサッカーの試合やアメリカス・カップなどのチケットにも交換可能。マイルの有効期限は3年間で特典除外日はなく、エミレーツ航空の特典フライトにいつでも交換できます。

今回の提携を記念して、アメックスとエミレーツ航空は期間限定で移行ボーナスを展開。11月8日から11月21日の期間中、エミレーツ・スカイワーズにポイントを移行した米国、英国、フランスの対象カード会員は25%のボーナスポイントを進呈します。

ただし、このポイント交換サービスはアメリカやイギリスなど海外で発行するアメックスカードが対象。11月現在、日本が発行するアメックスカードにて貯まったポイントはエミレーツ航空のマイルには交換できません。アメックスによると、日本発行のアメックスカードとエミレーツ航空が提携するかは、これから協議に入るという。

アメックス(日本発行)のポイント「メンバーシップ・リワード」は、JAL(JALマイレージバンク/2014年1月31日まで)、ANA(ANAマイレージクラブ)、チャイナエアライン(ダイナスティ・フライヤー・プログラム)、デルタ航空(スカイマイル)、ヴァージン・アトランティック航空(フライングクラブ)、タイ国際航空(ロイヤルオーキッドプラス)、キャセイパシフィック航空(アジア・マイル)、シンガポール航空(クリスフライヤー)、ブリティッシュ・エアウェイズ(エグゼクティブ・クラブ)、スカンジナビア航空(SAS ユーロボーナス)、アリタリア-イタリア航空(クラブ・ミッレミリア)、フィンエアー(フィンエアー・プラス)、中国南方航空(スカイパールクラブ)、エティハド航空(エティハド ゲスト)のマイルに交換できます。

また、エミレーツ航空はアラスカ航空(ASA)、イージージェット(EZY)、日本航空(JAL)、ジェットエアウェイズ(JAI)、ジェット・ブルー航空(JBU)大韓航空(KAL)、カンタス航空(QFA)、南アフリカ航空(SAA)、TAPポルトガル航空(TAP)、ヴァージン・アメリカ(VRD)と提携。当該航空各社のマイルの獲得、利用ができます。