ジェットスター、787初号機で初の営業飛行を開始 機材更新で日本への投入も

オーストラリアのLCC(格安航空会社)ジェットスター航空(JST)は11月13日、ボーイング787-8初号機(機体番号:VH-VKA)にて運航を開始しました。アジア太平洋地域でLCCが787の商業飛行を開始したのは、これが初めて。

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11月13日よりメルボルン-ゴールドコースト線にて初の商業飛行を開始したジェットスター航空の787初号機(機体番号:VH-VKA) 資料提供:Boeing

初便はジェットスター航空国内線のメルボルン発ゴールドコースト着のJQ432便に投入。787の機内は2クラス制。ビジネスクラス21席、エコノミークラス314席の計335席仕様です。

ジェットスター航空は14機の787を発注済みで、2014年の早期に787を3機導入予定。2015年までには現行の全A330-200型機を787にて機材更新し、すべての長距離路線を787で運航を計画しています。

投入路線について、当初はメルボルン-ゴールドコースト線、メルボルン-ケアンズ線などジェットスター航空が運航するオーストラリア国内線で運用し、12月18日には初の国際線としてバリ線に第1便を投入する見込みです。

A330-200の機材更新で787の運航路線が長距離路線に拡大していけば、成田や関西など日本への787投入も期待できます。