ジャンボが伊丹に帰ってくる ANAのボーイング747退役イベントで

全日空(ANA)は11月8日、「ボーイング747-400型機・退役記念プロモーション」の第2弾を発表し、通常は就航が認められていない伊丹空港への747飛来が特別に実現することとなりました。

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ANAの747退役イベントで、伊丹空港への747飛来が実現 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

実現は非常に難しいとみられていた伊丹への747フライト。これはANA公式facebookページでも多く投稿されたリクエストで、伊丹空港で勤務するANAグループ社員によっても発案された特別企画。ANAが周辺地域の理解を得て実現した貴重な退役イベントです。

ANA,747-400,JA8965,JA8961,JA8957

2014年3月に完全退役予定のANAボーイング747(ピカチュウジャンボは既に退役) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

地域環境(騒音)配慮の観点から空港の運用ルールとして、2006年4月よりボーイング747-400を含むエンジン3基以上を着装するすべての航空機が就航禁止となった伊丹空港。その伊丹に再びジャンボが帰ってきます。

伊丹への747飛来は2014年1月12日に実施。当日は周辺地域の住民を招待した遊覧飛行や747の機体見学会、地域企業との協賛などで747退役イベントを盛り上げます。遊覧飛行の一般販売はありません。

詳細は11月下旬以降順次、ANAのボーイング747特設サイトにて案内するとしています。

 
747伊丹イベント
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