ANA NEO、「ANA GranWhale」のサービス終了 事業継続困難
「操縦して楽しい機体だった」 ANAピカチュウジャンボのラスト、機長インタビュー
10月1日の那覇発/羽田行きNH126便にて、ラストフライトを飾ったANAのボーイング747唯一となる特別塗装機「ピカチュウジャンボ(機体番号/レジ「JA8957」)」。
ピカチュウジャンボの記念すべきラストフライトを無事に終え、機長と客室乗務員にラストフライトに乗務した感想やこれまでのエピソード等を聞きました。
那覇発NH126便にてラストフライトを務めた西野亨機長(49)の総飛行時間は7270時間、丸岡正人機長(48)は同4680時間。羽田発NH127便では丸岡正人さんがキャプテンを務めた。
お互いにピカチュウジャンボに強い思い入れがある機長で、西野亨機長は「われわれ乗員は、乗客の皆さんと同じように人一倍この機体に沢山の思い出が詰まっている。」と語る。
また、「黄色いジャンボはどこに行っても子ども達が手を振ってくれて人気者だった。一番の人気者で非常に目立つし、操縦していても楽しい機体。今日という日は今まで以上に増して一番いい思い出になった。」と述べ、ラストフライトでは子どもたちからの手紙、客室乗務員を通していただいた感謝のメッセージなど、たくさんの温かいお言葉をいただいたという。
最近印象に残ったフライトは、ピカチュウジャンボを含めたボーイング747-400型機4機すべてが2014年3月に退役するということもあり、一日に3便も搭乗してくれた乗客もいたと話していました。
「お客様からもポケモンジェットからも元気をもらっていた」。そう話す坂本雅子さんはANA入社12年目の客室乗務員。
ポケモンジェットのラストフライト、そして今までのフライトを振り返り、「機体はポケモンデザイン、機内はカーテン、ヘッドカバー、お子様へプレゼントするおもちゃなど、ピカチュウジャンボは外も中もポケモン一色だったので、初めて搭乗するお客様は驚く方が多かった。」と、笑顔でピカチュウジャンボのエピソードを語りました。
また、「ピカチュウジャンボは子どもから大人まで笑顔の多いフライトだった。」とも語っていただき、いつも以上に「ウェルカム」のおもてなしの気持ちが高かったという。
・ピカチュウジャンボのラストフライト 那覇行(NH127便)編
・ピカチュウジャンボのラストフライト 羽田着(NH126便)編
・ピカチュウジャンボのラストフライト、有終の美は鮮やかな「虹」が祝福
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