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日本旅行、国鉄色485系の『にちりん』に乗車する旅行プランを発売
日本旅行は、JR西日本と長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県が共同で、かつて訪れた懐かしい九州へもう一度旅行を呼びかける「リメンバー九州キャンペーン」を実施していることから、懐かしい九州にちなみ、JR西日本、JR九州の協力で、昔懐かしい赤とクリーム色の国鉄色485系車両を使用した「リメンバーにちりん」をかつての運行区間である小倉~西鹿児島(現:鹿児島中央)間に運行し、この列車に乗車する旅行プランを発売すると発表した。
特急「にちりん」は昭和43年、博多~小倉~西鹿児島(現在の鹿児島中央)間を結ぶ特急列車として誕生。そして昭和50年に山陽新幹線が開業すると、小倉駅で新幹線と接続する特急列車として整備され、日豊本線を代表する優等列車に発展した。
昭和57年には夜行列車を除く日豊本線の特急列車が全て「にちりん」となったものの、ソニック型車両の登場の後、平成9年に大分発着の列車が「ソニック」に改称されたことから、現在は一部の列車を除き、大分~宮崎空港間の特急列車が「にちりん」を名乗り、使用車両もJR誕生後の新型車両が使用されている。
ツアーは、2013年11月23日発の1泊2日か日帰り。新大阪発で設定される。
新大阪を午前8時台に新幹線で出発し、小倉から特急『リメンバーにちりん』に乗車し、鹿児島中央駅に午後8時4分に到着。日帰りプランでは到着後解散となり、1泊2日プランでは宿泊施設に各自向かい、翌日はチェックアウト後は解散となる。
特急『リメンバーにちりん』の先頭車の一方には、昔懐かしい「にちりん」文字ヘッドマークを掲出するとともに、方向幕部分には同じく懐かしい「西鹿児島」を表示。ツアー参加者には記念乗車証と記念弁当、原寸大の「西鹿児島」行方向幕シールを配布します。また、社内ではオリジナルグッズの販売も行う。