デルタ航空、日本〜アメリカ線のビジネスクラス機内食を大幅刷新　カリフォルニアの人気シェフのメニューを提供

2013年9月9日

デルタ航空は、日米路線のビジネスエリートで提供される機内食メニューのリニューアルを進めていると発表した。

日本〜ロサンゼルス・ポートランド・シアトル・サンフランシスコ線では、カリフォルニアのナパ・バレーに拠点を置く人気シェフ、マイケル・キアレッロのメニューを導入。

マイケル・キアレッロは、1995年にフード＆ワインマガジンにより年間最優秀シェフに選ばれたのをはじめ、これまでに数々の賞を受賞。2012年にはジェームスベアード財団から西海岸最高シェフ（Best Chef: Pacific）に選出されている。

ファーストコースの前菜と、セカンドコースのサラダ、メインコース3種類がキアレッロの監修によるものとのことだ。

日本〜米国本土・ハワイ線のフライトで提供している和食コースでは、日本発のものは全面リニューアルを完了したほか、ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・ニューヨーク発でも改良を行い、食材の新鮮な風味を生かした和食を9月末から搭載します。

ニューヨーク・アトランタ・デトロイト・ミネアポリス行きのフライトでは、9月25日より、デルタ航空成田機内食部総料理長、石本正敏氏による新メニューを導入する。

また、機内に搭載するビールを、従来のアサヒに加えて、サントリープレミアムモルツと、キリン一番搾りを追加。すべての座席クラスで無料で提供する。

和食メニューと東海岸路線の機内食リニューアルを手がけた石本正敏総料理長は、「日本人シェフと米国人シェフによるプロジェクトチームを立ち上げ、半年以上かけてメニューの開発、テスト、導入を実施した。和食は、伝統を生かしつつコンテンポラリー風味に仕上げました。日本全国から取り寄せた新鮮な食材を使って、炊き込みご飯や煮物など、季節感を楽しめるよう心がけました。」とコメントしている。