Peach、成田〜関西線就航記念イベント、井上CEO質疑応答・囲み取材一問一答

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Peachが、2013年8月28日に東京・丸ノ内で開催した記者会見での井上慎一CEOの質疑応答、囲み取材の一問一答は次の通り。

【質疑応答】
成田からは関空以外に、例えば札幌とか福岡ですとか、今後就航する予定はあるのでしょうか

今のところは考えておりませんけれども、常に柔軟であることがPeachのポリシーでありますので、状況によってとご理解いただきたいと思う。

現段階の(関西〜)成田線の予約状況とお客様の傾向について教えてください
(代理の方がコメント)(10月27日の)初便に関しましてはだいたい7割ぐらい。その他は我々の当初の予測を遙かに上回るご予約を頂いております。具体的な数字についてはちょっとコミュニケーションできない。

女性に強いという印象がありますが、成田線の客層についてはいかがでしょうか
(代理の方がコメント)まだ今のところ、お客様の動向を吸いあげられてないので、もう少し就航間近になってきた段階でお話をさせていただくことが出来るかと。

今回、丸の内を選んだ理由をもう一度改めて教えていただきたい

ひとつは、やはり東京を代表する地だという思いがございる。ちょうど東京駅が復元されまして、多数の観光客の方がお見えになっているということもございまして、東京を象徴する場所だろうということで選ばせていただいた。

プライベートなことですが、私は三菱銀行に勤めていた際、ちょうどここに勤めていたんですね。昔を思いながらやらせていただくのもいいかなと。

CSR活動に熱心なようだが、なかなか売上が黒字化されていない中で、この段階から熱心に取り組む理由は

私どもPeachがここまでなんとかやってこれましたのも、ここにいる報道関係の皆様、関西経済界の皆様、関西の皆様のサポートがあってこれたと思っている。

たしかに黒字化はしていなんですけども、身の丈にあったCSR活動をさせていただくべきなんじゃないかという私の強い思いもございる。やれることはやらせていただくというスタンスでやっている。

今期に黒字化の予定となっているが、単月黒字は達成しているのか。どのタイミングで実現しているのか。

タイミングを見て、ご披露させていただきたいと思う。

同じANA系列で、エアアジアの後継、バニラ・エアが12月に就航する予定ですが、首都圏の人間からすると、ANA系列だと2つ、Peachとバニラ選択肢が持てるということになりますが、路線の張り方で差別化というもはあるが、バニラと差別化のポイントがあれば。

バニラ・エアについては詳細を承知しておりませんので、弊社との違いはどこにあるかあまりよく把握していない。報道によりますと中長距離、リゾート路線をやられる。ショートホールに特化した弊社と違うと考えている。その他については、理解しておりませんのでコメントできない。

私どもはANAとは独立した持分法適用会社なので、意思決定は独自でできる仕組み。我々は我々の道をいくとご理解いただきたい。

コードシェアは検討を行っているか。

コードシェアは全く考えていないですね。コストが上がりますので。

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【囲み取材】
改めて成田就航の意気込みを簡単に伺わせてください
1年半ぐらいで、関西で多少のお役に立ってこられた。Peachの元気が関西を活性化させた。新しい旅のイノベーションが起きているということを、ぜひですね首都圏でも起こしたいなと。それは決して当社のためだけではなく、それを通してお客様がハッピーで楽しい生活を送れるように、少しでも貢献できるかなという思いもございまして、そんな意気込みでやってまいりました。

こういったCAを使ったイベントは珍しいと思うがどういう意図が
社員全員が一丸となっているということと、普通のやり方がおもろくないなということで、先月も、記者会見を増上寺でやらせていただいたり、Peachなりのこだわりをもっていろんなことをやらせていただきたい。

差別化を図っていかなければということ
私たちはイノベーションを起こしたいという強い思いがございますので、差別化についてははこだわっていきたい。

他にも考えている?
考えている。たくさん考えているのでご期待いただきたい

採用活動ですが、成田の就航でパイロットや整備士などの人材が比較的狙えるのではないかということだったが、そのへんは。
関西は関東から距離感あると受け止められているので、これを機に関東からもご応募をいただければなと期待している。

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