八重山諸島、過去最高の観光客 新石垣空港の直行便開設も大きく寄与

新石垣空港

多くの観光客で賑わう新石垣空港の様子 Photo:Toshio Tajiri/Flight Liner

沖縄県八重山事務所が発表した統計によると、八重山地域への観光客数は対前年同月比18,131人増(+130.5%)の77,609人と、6月としては過去最高の観光客数となりました。これは、3カ月連続で対同月比最高記録の更新。

新石垣空港

今年3/7に開港した新石垣空港(南む島 石垣空港) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

石垣島は3月7日の新石垣空港(南ぬ島 石垣空港)の開港後、県外からの直行便が好調。ANAが3月末より羽田-石垣線を再開したこともあり、東京方面の観光客数は4月以降12,000人前後を記録しています。

また、LCCのピーチアビエーションが石垣-関空直行便を開設したことも観光客増加に寄与しており、7月10日からはスカイマークが石垣-成田、神戸、那覇線を開設したことで今後はより多くの来島を期待する見方を示しています。

海外からはトランスアジア(復興)航空で465人、マンダリン(華信)航空で913人の計1,378人が台湾から訪れ、海路のスーパースターアクエリアス号で11,171人が来島しました。

石垣空港の発着路線は8月現在、ANAが石垣-羽田、関西、中部、宮古、那覇、福岡線(夏季季節運航)、JALグループが石垣-羽田、関西、那覇、宮古、与那国線、ピーチが石垣-関西線、スカイマークが石垣-成田、神戸、那覇線を運航しています。

日本トランスオーシャン航空,JTA,ジンベエジェット

羽田、関西、那覇線などに直行便を運航する日本トランスオーシャン航空=新石垣空港 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner