アシアナ航空、サンフランシスコ空港で緊急着陸に失敗し炎上 2人死亡

アメリカのサンフランシスコ国際空港で現地時間7月6日、韓国ソウル発のアシアナ航空214便が同空港への緊急着陸に失敗し、炎上する事故が起きた。

アシアナ航空

7月7日(米現地時間)、214便にてサンフランシスコ空港に緊急着陸したアシアナ航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

同便には日本人乗客1人が搭乗しており、在サンフランシスコ日本総領事館の発表によると、胸などを打って軽いけがをしたが無事を確認したと述べている。

事故を起こしたソウル発のアシアナ航空214便はボーイング777-200型機、機体番号/レジ「HL7742」。乗客291人乗員16人の計307人が搭乗しており、乗客は緊急避難口から脱出したが、100人以上が病院に搬送され2人が死亡した。

米メディアによるとアシアナ航空機214便は黒煙を上げながら高度を下げ、サンフランシスコ国際空港に緊急着陸を試みたが直後に炎上。機体胴体は着陸失敗で天井が焼け落ち、尾翼が外れている。

このアシアナ航空214便には、米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)が搭乗予定だった。COOはフェイスブックを通じ、「214便にフライト予定だったが変更した。」と述べ、また、別のフェイスブック幹部が事故機に搭乗していたが命に別状はないこともコメントしている。