ANAグループ、2013年5月の輸送実績 国際線利用率5.1%減 国内線0.5%減

ANA,747-400(D),JA8960

ANAの2013年5月輸送実績は国際線、国内線ともに前年比減 Photographer:Daisuke Tsukida/Flight Liner

ANAは6月27日、2013年5月のANAグループ実績を発表しました。

2013年5月分の国際線旅客数は前年比12.0%減の47万9535人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は前年比5.1%減の71.5%。

ANA,スターアライアンス,JA711A

ANAの2013年5月輸送実績は国際線、国内線ともに前年比減 Photographer:Daisuke Tsukida/Flight Liner

方面別の旅客数輸送実績では、北米方面の旅客数が前年比9.5%増の10万7399人、座席有償利用率(L/F)は前年比3.0%減の80.3%、ヨーロッパ方面の旅客数が前年比1.2%減の5万2402人、座席有償利用率(L/F)は前年比2.5%減の71.8%、アジア方面では前年比18.8%減の31万9734人、座席有償利用率(L/F)は前年比8.7%減の64.0%。

北米方面の旅客数は前年比増となったものの、中国・韓国路線についてはJALと同様いに旅行需要の落ち込みが影響し、搭乗率が前年比で下回りました。

一方、国内線旅客数は前年比1.2%増の314万7972人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は前年比0.5%減の58.4%。

国内線の路線別で最も搭乗率が高かったのは、搭乗率86.6%(前年比0.5%減)の大阪/伊丹-那覇線。次いで搭乗率84.0%(前年比13.7%増)の成田-伊丹線、搭乗率82.6%(前年比±0.0%)の高松-那覇線、搭乗率82.5%(前年比2.8%増)の伊丹-札幌線となっています。

羽田発着の札幌、伊丹、福岡、那覇の4路線の搭乗率は、羽田-札幌線が前年比4.6%増の62.9%、羽田-伊丹線が前年比0.2%増の60.6%、羽田-福岡線が前年比4.4%減の57.1%、羽田-那覇が前年比2.0%減の53.5%でした。