ANAグループ、2013年4月の輸送実績を発表 羽田-石垣線が堅調に推移

ANAは5月30日、2013年4月のANAグループ実績を発表しました。

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2013年4月輸送実績を発表したANA Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

2013年4月分の国際線旅客数は前年比11.1%減の454,890人、座席有償利用率(L/F)は前年比4.6%減の66.5%。

2013年4月輸送実績を発表したANAグループ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

2013年4月輸送実績を発表したANA Photographer :Toshio Tajiri/Flight Liner

方面別の旅客数輸送実績では、北米方面が前年比5.5%増の88,839人、座席有償利用率(L/F)は前年比6.1%減の68.1%、ヨーロッパ方面が前年比3.4%増の45,708人、座席有償利用率(L/F)は前年比1.7%増の65.3%、アジア方面では前年比16.4%減の320,343人、座席有償利用率(L/F)は前年比6.6%減の65.8%となっています。

国際線利用率減少の要因の一つとしてANAでは、中国路線や韓国路線の観光需要の落ち込み、及び787の運航停止に伴い787が就航していない他の路線にも欠航が発生したためとコメントしています。

一方、国内線旅客数は前年比0.8%減の274万4959人、座席有償利用率(L/F)は前年比2.3%減の54.4%。

国内線の路線別で最も搭乗率が高かったのは、搭乗率84.2%の大阪/伊丹-那覇線。次いで搭乗率82.7%の羽田-石垣線、搭乗率81.9%の中部-石垣線、搭乗率80.5%の関空-那覇線となっています。

羽田-石垣線は2013年3月末日より運航を再開し、新石垣空港(南ぬ島 石垣空港)が3月7日に開港したこともあり、堅調に推移しています。

なお、使用機材数は2013年5月20日現在、B747-400が5機、B777-300が26機、B777-200が26機、B787-8が18機、B767-300が60機、B737-800が22機、B737-700が18機、B737-500が19機、A320が18機、DHC8-300が1機、DHC8-400が20機の合計233機となっています。