JR東日本 来春ダイヤ改正の概要を発表 東北新幹線で時速320km運転へ

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12月21日午後、JR東日本は、来春に実施されるダイヤ改正の概要を発表した。

プレスリリースによると、ダイヤ改正は、2013年3月16日(土)に行われ、東北新幹線では「はやぶさ」が、国内最高速となる320km/h運転を開始。

東京~新青森間では、平均所要時間が5分、最速列車では11分短縮される。

また、秋田新幹線の新型車両「E6系」による「スーパーこまち」が運転開始となり、こちらは東北新幹線区間では最高時速300km/hで運転される予定となる。

また、東北・上越新幹線開業時から活躍してきた「200系」の引退し、上越新幹線の運用車両は「E2系」「E4系(Max)」の比較的新しく加速性能の良い車両に統一することで、東京~新潟間の平均所要時間が2分短縮される。

在来線では、浦和駅に湘南新宿ライン用のホームを新設して、湘南新宿ラインの全列車と日光・鬼怒川方面行き東武線直通特急列車を停車させます。

また、武蔵野線では平日の昼間、1時間当たり本数を1本増発し、10分間隔のダイヤを構成します。

中央(快速)線では、一部区間の最高速度を向上させます。

これに伴って、特別快速を増発、快速を減便し、新宿~八王子間を特別快速の最速列車では現行より3分短縮の33分で結びます。

常磐線では、特急列車「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の車両を、2012年3月から運用開始したE657系(写真左)に統一し、「フレッシュひたち号」を上野~勝田間で上下計3本増発します。

なお、従来「スーパーひたち」を中心に活躍してきた651系(写真中央)、「フレッシュひたち」(写真右)を中心に活躍してきたE653系は常磐線特急としては引退することとなり、今後の処遇が注目されている。