アラスカ航空グループ、戦略計画「アラスカ・アクセラレート」を発表
若者・学生注目 国内線の学生・若者用割引運賃をまとめてみた
「時間はあるけど、お金がなくてとても旅行なんて・・・」
学生や若い方には、こういった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを持つ方のために、「若者」や「学生」だけが利用出来る、国内線の割引運賃についてまとめてみました。
「飛行機なんて、どうせ高いんでしょ!」と見向きもしてこなかったそこの貴方。いま流行のLCCより、安価で良質なサービスを受けられることもあるのでお見逃しなく!
大手航空会社(JAL・ANA)グループ各社
12歳以上22歳未満の方が利用できる運賃で、学生でなくても利用可能。
事前に予約することが出来ず、利用する便に空席がある場合に限り、当日空港のカウンターで購入できる。
路線により割引率は異なりますが、おおよそ普通運賃の半額前後が目安となっており、JALで東京〜札幌を利用の場合、9月の平日では17,700円と、普通運賃(33,500円)よりも安くなる。なお、お盆などのピーク期は価格があがります。
利用の際には、年齢を証明する免許証や学生証などの公的証明書や、航空会社のマイレージ会員証などが必要となるので注意が必要となる。(ANAグループの場合、スカイメイトを利用できるのはマイレージ会員限定となっている。)
大手航空会社ということもあり、マイルも溜まるのが魅力ですが、多頻度で利用しないなら、マイルがたまらなくても安い、下述の航空会社のほうがよいことも。路線により、LCCのほうが安いということもあるので注意が必要となる。
エア・ドゥ
・スカイメイト
本州と北海道を結ぶ路線を持つ、エア・ドゥでもスカイメイト運賃を販売している。
こちらは12歳以上26歳未満の方が利用でき、JALやANAなどより年齢の幅が広いことや、運賃がより安価なのが特筆すべき点となる。
9月の平日に東京(羽田)~札幌を利用する場合の運賃は13,300円と、JALよりも4,400円も安くなっている。
利用条件は同じく、利用する便に空席がある便に限り、当日空港のカウンターで購入できる。また、免許証や学生証などの年齢を証明する公的証明書類も必要になる。
ソラシドエア(スカイネットアジア航空)
・予約ができるヤング割
九州内各地から東京や沖縄を結ぶソラシドエアでは、12歳以上22歳未満、もしくは、学生の方が利用できる「予約ができるヤング割」を販売している。
こちらは事前に予約が出来ることや、学生であれば22歳以上でも適用になるのが魅力となる。当日でも空席があれば利用できますが、販売座席数には限りがあるので早めの予約が安心となる。
なお、9月の運賃は、東京(羽田)発着全便で12,000円となっている。こちらも8月中などのピーク期は値段が上がります(東京(羽田)~宮崎で、21,000円など)。チェックイン時や、窓口で購入の場合は購入時も免許証などの公的証明書や、学生の方は学生証が必要になる。
スターフライヤー
・スター学割
東京(羽田)と北九州・福岡・大阪(関西)を結ぶスターフライヤーでは、年齢に関係なく学生の方のみに適用される「スター学割」を販売している。
こちらは事前予約が出来ますが、電話・指定旅行代理店のみでの受付となっており、webからは予約が出来ないので注意が必要となる。
運賃は東京(羽田)~北九州・福岡線が18,600円(8月中などピーク期は20,600円)、東京(羽田)~大阪(関西)が13,200円(同14,200円)となっている。スター学割での販売席数は限定なので、早めの予約が安心となる。
こちらは購入時・搭乗時に「学生証」が必要になる。
フジドリームエアラインズ
・アンダー23
中部地方と各地を結ぶ地域路線を持つフジドリームエアラインズでは、この夏「名古屋~福岡・熊本線」限定で、12歳以上23歳以下が利用できる「アンダー23」運賃を販売している。
この運賃は他社スカイメイト同様、当日空席がある場合のみ空港カウンターで航空券を販売します。
フジドリームエアラインズでは、燃油価格の上昇に伴う付加運賃「燃油サーチャージ」が加算され、燃油サーチャージ込みの運賃は13,400円となる。このコラム掲載以降の販売期間は、8月20日~31日となっている。チェックイン時には免許証などの公的証明書をお忘れなく。
いかがでしたか。このように学生や若者限定の割引運賃は多く設定されている。
しかしながら、これらの運賃が必ずしも最安値であるとは限りません。大手航空会社であっても「○○日前までに購入すると・・・」といった運賃の中には、意外と安いものもあります。「学割が一番安い!」「LCCが一番安い!」といった思い込みは持たずに、旅行が決まったら色々な航空会社の運賃を確認することをおすすめします。