エールフランス航空、航空券連帯税の増額分徴収取りやめ
関西国際空港、LCCターミナルを10月28日に開業
関西国際空港は、建設中のLCC(格安航空会社)専用ターミナルを、2012年10月28日に開業すると発表した。LCCターミナルは、「第二ターミナル」とし、従来のターミナルは「第一ターミナル」となる。
場所は第一滑走路と第二滑走路の間
場所は第一滑走路と第二滑走路を繋ぐ誘導路付近。平屋建てで、一部は2階建てになっている。
駐機場は9スポットあり、搭乗橋はありません。全ての便で歩いて搭乗する必要があります。屋根等はないので、傘の貸出しが行われるものと思われますが、風が強いと濡れそうとなる。国際線が2スポット、国内線が4スポット、国内国際併用スポットが3スポットあります。
アクセス方法は、一部のリムジンバスのほか、300台収容の駐車場、エアロプラザから運行する無料バス、タクシーのみとなる。ギリギリに電車で到着しても、その後、離れた位置の第2ターミナルに移動する必要があるので注意が必要。
保安検査場は国内・国際共用!
LCCターミナルでは、保安検査場は国内線と国際線が共用。国際線の場合は、保安検査の後に出国審査場に進みますが、国内線の場合は搭乗待合室(国内線ラウンジ)に進むことが出来ます。
国内線と国際線を乗り継ぐ際には、一度到着出口から出た後、再度保安検査を受ける必要があるので注意。
搭乗待合室には売店・免税店も
保安検査前には、セブンイレブンが関西国際空港初出店。両替所が2箇所、書籍や薬などを販売する売店が1箇所。飲食施設は、銀座ライオンとプロントが出店します。
ATMは、りそな銀行、三井住友銀行、大阪信用金庫のATMが設置される。セブンイレブンには、セブン銀行のATMも設置される。
国際線制限エリア内の搭乗待合室には、Peachが運営する免税店「Peach Shop」と、「Duty Free Shop」。土産物店1箇所と、飲食施設が1箇所出店される。
国内線制限エリア内搭乗待合室には、Peachが運営する「Peach Shop」と、売店が1箇所、飲食施設が1箇所出店予定。
旅客施設利用料は大人の国際線は減額に
国際線は、出発時に税込1,500円。国内線は出発時に400円、到着時に350円の施設利用料が必要となる。旅客施設使用料は、航空券代金と合わせて徴収される。
国際線は、大人の場合は従来より約40%安くなりますが、国内線は無料から徴収に切り替わります。また、大人と子供に価格差がなければ、子供の額は約10%の増額となる。
現在は仮設ターミナルですが、第二ターミナルの開業で売店などができ、さらに利用しやすくなりそうとなる。