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ちょっと待って マカオ航空7,700円激安運賃よりツアーのほうが安いことも
マカオ航空は、2012年7月9日、成田・関西〜マカオ往復が7,700円(燃油・税込26,390円)の、「摩訶割Lucky7」の発売を開始した。
正規割引航空券がこの値段ということで、かなりお買い得!と思いがちですが、意外なことに、ツアーのほうが安いということもあるのとなる。
ツアーだと、香港発着で1日買い物ツアーに連れまわされるというイメージがありますが、実は、最初から買い物ツアー抜きのツアーがあるのとなる。
マカオ航空の場合、時間がネックに
マカオ航空の場合、往路は夜着で、復路は朝発。香港ツアーの格安のものに使われる時間帯とと大して時間が変わりません。
むしろ、マカオはカジノに興味がない場合は、1日でほとんどの観光地をまわることができる。滞在費も香港より高いことから、滞在はあまりおすすめできない。
また、復路は朝発ですので、香港〜マカオのフェリーの欠航のリスクを考えると、マカオに1泊する必要がある。
「摩訶割Lucky7」の設定日が、成田発は9・10月の月〜水出発、関西発が9・10月の日〜月出発というのも、ネックになる。
ツアーだと、香港ベースで観光できるので得?
例えば、近畿日本ツーリスト(KNT)のインターネット専用プラン「Clicky」では、香港フリープラン4日間を発売している。
連れまわされる観光は一切なし、燃油サーチャージ込みで29,700円から。7月後半の金〜月でも、一人44,700円となる。宿泊費、往復の空港送迎があることを考えると、ツアーでもあまり高いとは思えません。
香港では、リーガルオリエンタルやパンダホテルなど、比較的郊外になってしまいますが、2000円割増で「ハーバープラザ・エイト・ディグリーズ」にするだけで、かなり違いる。
観光には、「ハーバープラザ・ノースポイント」が、MTRの北角駅から徒歩圏で、中心部に近いことから便利ですが、7000円割増。
香港は、ホテル代がかなり高いのですが、これくらいの割増であれば、ショッピングなどで荷物を置きにホテルに戻ったりということを考えると、納得できる価格でしょう。
筆者は、個人旅行の際には、北角(ノースポイント)に滞在することが多いとなる。中心部から近く、ホテルの値段が低めというのがありがたいところとなる。
使用する航空会社は、全日空かキャセイパシフィック航空。マイルの積算も可能ですし、ほとんど個人旅行と変わりません。欠航になった際にも、香港発着なら便数がかなりあるので振り替えも可能。
正規割引航空券が格安だと飛び付いてしまうのは、筆者でもよくありますが、よーく考えるとツアーのほうがいいということも。比較検討して、安くて便利なものを選びたいですね。