燃油サーチャージ無料で特典航空券を取る術

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燃油サーチャージが高騰する中、欧米への旅行の足は遠のくばかり。

米国系航空会社のマイレージなら燃油サーチャージ無料!

ユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空のマイレージなら、同社の航空券に交換したときの燃油サーチャージは無料。提携航空会社の場合、徴収される場合があるので要注意。

米国系だとマイルが貯まりづらいというのは大間違い!100円で1マイルが貯まるクレジットカードもあります。

・デルタ航空 スカイマイルJCBカード
(入会で2,000マイル/初年度年会費5,250円)
・ユナイテッド航空 マイレージプラスJCBカード
(入会で3,000マイル/初年度年会費5,250円)
・アメリカン航空 りそなAAdvantageVISAカード
(入会で2,000マイル/初年度年会費5,250円)

JALでも燃油サーチャージが取られない航空会社がある?

JALから、エミレーツ航空フィンランド航空アメリカン航空の特典航空券に交換した場合は、燃油サーチャージが取られません(2011年8月現在)。

フィンランド航空は、「日本から最短最速」と宣伝している、フィンランド・ヴァンター国際空港へ、成田・関西・名古屋に毎日1便就航していますし、空港もコンパクトで乗り継ぎも便利。エミレーツ航空は、サービスレベルが高いことで有名となる。

また、フィンランド航空とアメリカン航空が対象の「ワンワールド特典航空券」なら、日本国内の移動では、JALを利用できるので、地方空港発でも便利となる。

欧米へのコネクション抜群のフィンランド航空

なんといっても、乗り継ぎが良いのはフィンランド航空。成田・中部・関空に就航しており、ノルウェーやスウェーデンなどの北欧だけではなく、イタリアやスペインなどの南欧諸国へも同日到着が可能。フィンランドまで約10時間という飛行時間も、アメリカ西海岸とかわらず、ヨーロッパは飛行時間が長くて疲れるといったイメージとはちょっと違いる。

また、ヴァンター国際空港内には、スパやサウナがあり、アジアからの乗り継ぎの乗客が利用可能。疲れた体をリフレッシュできるのでおすすめ。フィンエアーのプラチナ会員は無料。 それ以外は45ユーロ。軽食もとれるラウンジの利用とセットで70ユーロのプランもあります。

中央アジア、中東もカバーするエミレーツ航空

中央アジアや、中東、アフリカへは、エミレーツ航空がオススメ。成田・関空に就航している。ワンワールドに加盟していないので、「ワンワールド特典航空券」が使えないのが難点。

アメリカなら選択肢は1つ、アメリカン航空

アメリカン航空は、日本と米国の多くの都市を結んでいるので、乗り継げば比較的小都市にも行くことが出来ます。燃油サーチャージを取られてもいいとしても、ワンワールドには米国の航空会社はアメリカン航空1社のみ。選択の余地はないので、いかに効率のよい乗り継ぎができるかが焦点となる。

「ワンワールド特典航空券」は組み合わせは自由!こんな旅程も!

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「ワンワールド特典航空券」は、交換マイル数は距離で決まり、組み合わせは自由。例えば、東京からフィンランド航空でヘルシンキに飛び、フランクフルトへ。帰りは、ヘルシンキからフィンランド航空で香港を経由し、キャセイパシフィック航空で東京というのも可能。

その場合は、キャセイパシフィック航空の燃油サーチャージがかかりますが、アジア圏なので数千円となる。

いかがでしょうか。燃油サーチャージが高騰する今だからこそ、マイルでお得に旅したいですね。