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気軽に買える 世界のSIMカード 〜香港編〜
海外旅行では、同行者と連絡を取る場合でも高い通話料を払う必要がありますし、パケット通信も一日1,500円近くします。4日間の旅行で6,000円。ツアー代金が折角安くても、こういうところにお金は出来るだけかけたくないところ。
しかし、海外で売っている「SIMカード」を使えば、通話料金やパケット代金が現地料金で利用できる。NTTドコモが、SIMロックフリーの携帯電話の販売を2011年4月より開始したので、日本の携帯電話のSIMカードを入れ替えるだけで利用できる。
今回は、香港のSIMカードを見てみましょう。
香港にはいろんなキャリアがある
香港には、中国移動香港、SmartOne-Vodafone、3(Hutchison)、PCCWといった携帯電話会社がたくさんあります。その中でもオススメなのは、「3」がブランド名となっている、Hutchison(ハチソン)。パケットし放題が格安で、通話定額も提供している。
オススメのSIMは「3G Super Value Monthly Fee」
このSIMカードは、
・パケットし放題(1日28香港ドル/約318円、1ヶ月338香港ドル/3840円)
・SMS(香港内:0.2香港ドル/2円)
・MMS(Hutchison同士・香港他社:1.5香港ドル/17円、海外:3.5香港ドル/40円)
・香港内での通話料(1分0.1香港ドル/1円)
となる。
どこで買える?
香港国際空港の出発フロアにある、Hutchisonのショップで販売している。営業時間は23時までですので、成田発の最終便の場合は間に合わない可能性も。クレジットカードも利用できるので、両替せずに直行するのもアリ。ツアーの場合、空港で両替するよりガイドさんに両替してもらうほうがレートがいいとなる。
街中のセブンイレブンや、Hutchisonのショップでも入手できますが、品切れの場合が多いので空港での入手をオススメします。
値段は98香港ドル(約1,037円)で、98ドル分利用できる。4日以上滞在する場合は、一緒に残高をチャージするリチャージカードを購入しましょう。
セットアップ方法
1,SIMカードを台紙から切り離し、電源を切った携帯電話に入れます
2,携帯電話の電源を入れます
3,「##107*0#」を押し、電話をかけるボタンを押します
4,センターからSMSが届きます
5,SMSに8桁の電話番号、残高、有効期限、パスワードが書いてあります。
【パケット通信のセットアップ】
APNを「mobile.three.com.hk」に設定してください。
【MMSの設定】
APN:mobile.three.com.hk
プロキシ:172.20.97.116
ポート:8799
に設定。
SIMカードを入れると、APNやプロキシが自動設定される場合もあります。一度動かして駄目なら設定を確認してみましょう。
残高の追加方法
残高を追加する際には、必ず「3」のリチャージカードを購入しましょう。セブンイレブンやサークルKでも販売しています(売り切れの場合も多いです)。
リチャージ方法は、通話画面から
「##105* 〜リチャージカードの16桁の番号〜#」を押し、電話をかけるボタンを押すだけでチャージできる。100ドルのカードですと、チャージごとに10ドル分のボーナス付き。
メリット
なんといっても値段が安い(4日間の旅行で4000円以上の節約)
テザリング(モデム化)が定額内で可能なので、携帯を利用してPCのインターネットもできる
Googleマップなどを利用すれば迷わずに移動できる
SIMロックフリーの携帯電話は、NTTドコモの2011年4月以降出荷分のみとなる。iPhoneでは利用できない。SIMロックフリーの機種は、SIMFREENET.COMで販売している。携帯電話本体の値段は高いですが、数回の海外旅行でもとが取れるのでオススメ。SIMFREENET.COMに問い合わせを送ると、現時点で一番安い携帯電話を詳しく教えてくれます。
いかがでしたでしょうか。他の国のSIMカードもこれからレポートしていくので乞うご期待!