ルフトハンザ、エアバスA380型機新塗装初号機を「東京」と命名 ミュンヘン拠点に運航開始

ルフトハンザ・ドイツ航空は12月12日、エアバスA380型機の新塗装第1号機(機体記号:D-AIMD)を「Tokyo(東京)」と命名し、運用を開始した。

同機は3週間半に渡る再塗装がアジアで行われた。尾翼のツルは直径6メートルで、機体に記されたルフトハンザのロゴは最大で高さ1.9メートルに達する。塗装には1機当たり約100リットルの塗料が使われている。ミュンヘンを拠点とするエアバスA380型機5機のうちの1機となった。しかしながら、ルフトハンザ・ドイツ航空は日本路線にエアバスA380型機を投入しておらず、日本に飛来することはない。

新ブランドイメージの発表後、新塗装に切り替わった機材は30機目となる。すでに50カ所以上のゲートデザイン、120品目以上の機内の備品の入れ替えを完了している。機体の塗装完了は2025年を予定している。

ルフトハンザ・ドイツ航空のドナルド・ブンケンブルク日本・韓国支社長は、「ルフトハンザのフラッグシップ機の新塗装第1号機が活気あふれる日本の首都の名前を冠することを誇りに思う。ルフトハンザの新塗装は近代化やバイタリティー、進展を象徴しており、これらはすべて世界中の人々が東京を評価している価値でもあります。この機材は今後、東京および日本全国の『空飛ぶ大使』としての役割を担うことになるでしょう」とコメントしている。

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