フィリピン・マニラの「オカダ・マニラ」運営企業、日本支店設立 日本でのカジノリゾート事業検討

フィリピン・マニラで統合型リゾート「Okada Manila(オカダ・マニラ)」を展開しているタイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメントは、日本支店を開設した。

7月にIR実施法案が成立したことを受け、日本でのIR法案に関する調査分析やカジノリゾート事業の可能性を検討するとともに、将来的に顧客誘致やマーケティング活動の営業を視野に開設するもの。支店登記は9月20日を予定しており、取締役の竹内東司氏が日本での代表者を務める。

タイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメントは、ユニバーサルエンターテインメントのカジノリゾート中核会社として2008年6月に設立。本社はフィリピン・マニラのオカダ・マニラ内に置いている。従業員数は2017年末時点で6,044人。2019年中の株式公開を目指して準備を進めている。

オカダ・マニラは2016年12月に開業し、施設面積44万平方メートルの中に、テーブル500台、スロットマシン3,000台を設置したカジノのほか、ホテル、飲食施設、ショッピングエリアなどを設けている。