デルタ航空、アトランタ国際空港で顔認証技術活用 チェックインや搭乗で

デルタ航空は、アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港国際線ターミナルで、年末までにアメリカ初となる生体認証技術を導入した空港ターミナルの運用を開始する。

アメリカ税関国境警備局(CBP)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港、アメリカ運輸保安局(TSA)と協力して運用するもので、場所はFコンコースとなる。

車寄せやカウンターでのチェックイン時、保安検査場、搭乗口、国際線到着便の入国審査で顔認証技術をオプションとして利用できる。利用対象となる航空会社にはデルタ航空のほか、デルタ航空が提携するアエロメヒコ航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ヴァージン・アトランティック航空も含まれる。

デルタ航空とCBPは、アトランタのほかデトロイトとニューヨーク/ジョン・F・ケネディで搭乗時の顔認証試験を実施したほか、ミネアポリスでは国際線の手荷物預け入れに生態認証を試験導入、ワシントンでも生体認証による搭乗を試験的に実施している。アメリカ国内のラウンジ「デルタ スカイクラブ」でも、CLEAR(クレア)の生体認証技術を使ったチェックインを開始している。デルタ航空によると、1便あたり9分の時間を節約することができることから、より意味のある接客に時間を割くことができるという。

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