中国南方航空、富山〜大連線を来年1月から週3便化へ

中国南方航空は、富山〜大連線を2019年1月から週3便に増便する意向を表明した。

これは8月6日に、中国・大連のホテルで、富山県の石井隆一知事や友好代表団と中国南方航空の顔慶祥総経理らが出席した懇談で、顔慶祥総経理が明らかにしたもの。中国南方航空では市場調査の結果、副総経理クラス全員が増便に同意したという。中国民用航空局に申請し、認められれば月曜の運航を増やす方針。かつては週5便で運航しており、週3便以上での運航は6年2ヶ月ぶりとなるという。

富山県や実施した、県内の大連に進出する企業へのアンケートでは、週3便化、特に月・水・土曜の運航を望む声が大半で、成田経由などの他路線に流れているニーズの取り込みも期待する。また、中国からは立山黒部アルペンルート、黒部渓谷などへの観光客誘致に取り組む。

中国南方航空の富山〜大連線は、1998年6月18日に就航。これまでにのべ42万人が利用した。(写真:富山県)

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