強い台風13号、関東地方に接近 航空便にも影響

気象庁によると、強い台風13号は8月9日午前0時現在、勝浦市の東南東約90キロに位置し、時速15キロで北北に向けて進んでいる。

中心気圧は970ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速35メートルで、最大瞬間風速は秒速50メートル。台風は9日午後にかけて暴風域を伴って関東地方から東北太平洋側を速度が遅いまま北上し、上陸する恐れもある。

9日までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、関東地方で250ミリ、東北地方で180ミリ。関東地方では沿岸部を中心に猛烈な雨が降る恐れがある。

関東地方では、海上を中心に猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込み。9日にかけて予想される最大瞬間風速は、関東地方で35メートル、東北地方で30メートル、伊豆諸島で23メートル、東海地方で18メートル。

NHKによると、全日本空輸(ANA)は29便、ジェットスター・ジャパンは21便、ソラシドエアは12便、スカイマークは11便、バニラエアは9便、日本航空(JAL)は6便、スターフライヤーとピーチは4便、日本トランスオーシャン航空(JTA)と春秋航空日本は2便の欠航を決めた。

(画像:気象庁)