エアアジアX、エアバスA330-900neoを34機追加発注 計100機導入

エアアジアX(エアバスA330-900neo)

エアアジアXは、イギリス・ロンドン郊外で開催中のファンボローエアショーで、エアバスA330-900neoを34機追加発注した。

エアアジアXは、エアバスA330neoの最大の顧客で、発注機材数は100機に増加した。すべてエアバスA330-900neoとなる。エアバスA330neoはクアラルンプールからロンドンへの飛行など、欧州へノンストップ飛行を可能にする航続距離を備えている。2019年第4四半期より引き渡しを開始し、マレーシア、タイ、インドネシアの拠点から運航する。

エアバスA330neoは、新型のロールス・ロイス社製Trent 7000エンジンを装備し、主翼の延長、重量の軽い複合材の使用などにより、前世代の競合機と比較して燃料消費を座席あたり約25%削減している。新客室仕様の「Airspace by Airbus」を装備する。現在は試験プログラムの終了間近で、型式証明の取得後、9月に商業運航を開始する見通し。