スターラックス航空、エアバスA350型機を17機発注 2022年開設の長距離路線投入

スターラックス航空

台湾のエバー航空前会長の張國煒氏が立ち上げたフルサービスキャリア、スターラックス航空(星宇航空)は、エアバスA350型機計17機を発注した。イギリスで開催中のファンボロー・エアショーで発表した。

発注したのは、エアバスA350-1000型機12機とエアバスA350-900型機5機の計17機。スターラックス航空では10機のエアバスA321neoをリースで年末から導入する計画で、台北/桃園を拠点に、東アジアや東南アジアを結ぶ路線を2020年にも開設する。

スターラックス航空では、2022年から運航を開始する予定の長距離線に投入するワイドボディ機をボーイング777X、ボーイング787型機、エアバスA350型機などから選定を進めていた。

張國煒氏は、エバー航空を傘下に持つ長栄集団の創業者であり、2016年1月に死去した張栄発氏の四男。同年3月にエバー航空の会長から解任された。操縦士の資格も保有し、エバー航空では機長も務めていた。