タイ・カンボジア国境の危険レベル引き下げ 両国軍の衝突沈静化で

外務省は、タイとカンボジア国境の一部地域で発出していた危険レベルを引き下げ、解除した。

過去にタイとカンボジア軍の衝突が発生していたものの、近年は沈静化している。ただし、プレアビヒア寺院近辺への渡航については、最新の関連情報を入手した上で判断するよう呼びかけている。

タイ南端のマレーシア国境付近では、分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が頻発しているため、レベル3(渡航を止めてください)、レベル2(不要不急の渡航は止めてください)を継続して発出している。バンコクや中部リゾート地等でも爆弾事件が発生しており、注意を呼びかけている。