新千歳空港国際線ターミナルを拡張 搭乗橋倍増、高級ホテルも併設

新千歳空港ターミナルビルディングは、新千歳空港国際線ターミナルの施設再整備を決めた。

出発ロビーや到着ロビー等を拡張し、チェックインカウンターを47ブースから74ブースに、保安検査レーン4レーンから9レーン、搭乗橋は8基から17基に増設する。免税店などの商業施設の拡充、出国エリアと入国エリアの施設の強化も図る。さらに、海外からの富裕層をターゲットとした温浴施設、高級レストラン、スパを併設したホテルを設ける。客室数は約180室となる見込み。

1階には車寄せと手荷物荷捌場、2階には到着ロビー、3階には出発ロビー、4階にはラウンジ、商業施設、ホテルのフロント、5階から8階にはホテルの客室を設ける。延床面積はターミナル部分は約124,000平方メートル、ホテル部分は約20,500平方メートルとなる。既存のターミナル部分は約61,000平方メートル。事業費は約650億円。

2020年3月までの供用開始を予定しているものの、工事完了部分より供用開始を行う。旅客取扱部分は2019年8月、ホテル部分は2020年1月を予定している。