旅人の会、香港でトラム貸し切りイベント開催 来月には羽田沖で船チャーター

10月8日と9日、Traicyの読者有志「旅人の会」は、香港でイベントを開催した。

2016年にバンコクで海外で初開催し、2017年にはゴールデンウィークにクアラルンプールで2回目を開催した。いずれも食事会が中心だったものの、3回目となる香港の会では、10月8日には食事会、翌9日にはトラムを貸し切るイベントと食事会を開いた。

メインイベントのトラム貸し切りは、クアラルンプール食事会で、今になっては不明なものの、どこからか突如湧いたアイデアだった。

屈地街電車廠を午後2時30分ごろに出発し、上環、中環、金鐘、湾仔、銅鑼湾を経由して北角で折り返すルート。所要時間は約2時間30分だった。

貸し切ったのは2階の半分がオープンデッキとなっている128号車で、日本から15名と香港在住者2名の計17名が、トラムの旅を楽しんだ。通常のトラムでは飲食できないものの、貸し切りでは持ち込みでの飲食が可能。心地よい風に吹かれながら、ビールとともに香港の街並みを堪能できるという贅沢な時間を過ごした。途中、オープントップバスや歩道橋、道端では写真を撮影する人や、手を振る人も多くいた。

北角では折り返しのため数分停車し、トイレや撮影タイム。折り返し後にはじゃんけん大会を行い、Traicy編集部提供の香港土産のお菓子のほか、香港政府観光局にご協賛いただいたグッズも参加者にプレゼントした。

参加費は割り勘でわずか5,000円。下見や予約のために香港を訪れ、手弁当で率先して準備を行った、幹事のせきけん氏(キング)のほか、買い出しや準備を率先して行った参加者がいたからこそできたとイベントだといえるだろう。一参加者として感謝したい。

ちなみに夕食会では蟹やエビ、北京ダックなどを散々食べた挙句、2日ともに1人あたり330香港ドルという安さ(当初は500〜600香港ドルを想定していた)で、驚きの声も上がった。

11月19日には羽田空港沖で飛行機を観ようの会&懇親会、来年2月には台北、同10月にはシンガポールでの食事会などのイベントの開催も予定している。11月19日の参加枠は若干残っており、興味がある方は編集部(info@traicy.com)までご連絡をいただきたい。