ジェットスター・ジャパン、東京/成田〜宮崎線開設へ 長崎就航も検討

ジェットスター・ジャパンは、東京/成田〜宮崎線を開設する。

国内線を複数路線新たに開設する計画で、まずは東京/成田〜宮崎線を開設する。9月20日に宮崎県庁で発表する。さらに東京/成田〜長崎線の来夏スケジュール以降の開設を社内で検討している。東京/成田〜宮崎線には格安航空会社(LCC)として初就航となる。東京から宮崎、長崎への路線は旅客数トップ10に入っており、両路線は有望でポテンシャルがある路線とした。来春には中部国際空港に第3拠点化するとすでに発表しており、名古屋/中部発着便も増やす見通し。

地方都市で初めて就航した大分が、地方空港や会社、航空会社が協業することで新たな需要を作り出し、利用者数は年々減っていたものの、就航前より旅客数は12%が増加したという。就航から4年目となる鹿児島も、ジェットスター・ジャパン就航後には旅客需要が増加しており、LCCが入ることで成功しているという。片岡優社長は、「宮崎も同様の成功例になると確信している。新たな需要を作れる路線。」と話した。

国際線も検討しているものの、LCCの中でトップシェアを持つ国内線に比重を置いた路線展開を図る計画。2018年前半にも22号機と23号機目のエアバスA320ceoを、サブリース返却に伴い導入するとした。

きょう9月14日よりビジネス旅客向け運賃「フレックスBiz」を通常予約サイトでも販売を開始した。有料会員プログラム「Club Jetstar」をリニューアルするほか、NTTドコモのキャリア決済も導入するなど、サービスを強化し、競争力強化を図る。

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