デルタ航空CEO、ヒースロー空港のターミナル移転決定に反発

デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は、ロンドン・ヒースロー空港がデルタ航空便の発着ターミナルをターミナル4へ移転させる決定について、声明を発表した。

バスティアンCEOは、提携先のヴァージン・アトランティック航空から引き離す形での移転決定を「近視眼的で、極めて遺憾であり、航空利用者にとって不利益だ」と批判した。

両社は10年以上にわたりターミナル3で運航を同じ場所に集約し、利便性の高い乗り継ぎや上級サービス、グローバルネットワークへのアクセスを提供してきたとした上で、「デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空は、英国の消費者に大西洋路線で価値ある競争の選択肢を提供している。運航を分離することは、長年の投資を損ない、同一ターミナルで提供してきた一体的な顧客メリットを軽視するもの」と述べた。

両社が知られるシームレスな旅行体験を維持することに尽力するとし、「この決定を正すため、取り得るあらゆる手段を追求する」と表明。ヒースロー空港に対し、旅行者を第一に考え、空港での競争が活性化するような判断へと再考するよう求めた。

ヒースロー空港は、デルタ航空とフィンエアー、日本航空(JAL)をターミナル4からターミナル5へ移すなど、5社の発着ターミナルを変更すると発表していた。