ANA、新客室仕様ボーイング787-9型機の早期受領に向け調整
アメリカン航空は、ナローボディ機の全席に最新の座席モニターを設置するとともに、上級クラスと「メインキャビンエクストラ」の座席を大幅に拡大すると発表した。
モニターは、2028年以降に受領するエアバスとボーイングの新造機と、改修した機材に搭載する。現在すでに140機以上の長距離機材に座席モニターを設置しており、これに加わる形となる。全機材への設置は2030年代初頭までの完了を見込む。
新しいモニターは、北米のナローボディ機で最大級の画面サイズを採用し、4K技術により高精細な映像を提供する。映画、テレビ番組、音楽、ゲームなどのコンテンツを拡充するほか、作品のおすすめ表示や、目的地情報とリアルタイムの飛行情報を表示するフライトマップを搭載する。全席にUSB-Cの急速充電ポートとBluetoothの接続機能を備える。
座席については、既存機材の改修と上級仕様の新造機の受領により、ナローボディ機における上級席の割合を現在の約25%から約40%へ引き上げる。
ファーストクラスは、エアバスA319型機とエアバスA320型機を改修して1列追加する。今後受領するボーイング737-10型機は24席のファーストクラスを備え、エアバスA321neo型機も座席配置を変更してファーストクラスを増やす。
メインキャビンエクストラは、ナローボディ機の大部分を改修して座席数を拡大する。座席間隔の拡大、優先搭乗、専用の頭上収納スペース、無料のドリンクが提供される。このほか、収納の拡大、座席の再設計、照明の改善も行う。
アメリカン航空はこのほかに、ラウンジの拡充、2027年からのナローボディ機へのスターリンク導入、ボランジェのシャンパンやラバッツァのコーヒーを含む飲食の充実、デジタル面の改善などを進めている。