KLMオランダ航空、従業員5,000人削減
伊藤忠商事は、アメリカの航空機リース会社Aviation Capital Group(ACG)へ出資参画する。
関連会社である東京センチュリーの子会社、TC Skyward Aviation U.S.(SKY-U)の株式50%を取得する。取得価額は19億4,600万米ドルで、SKY-Uの株式取得は11月を予定しており、取得後は持分法適用関連会社となる。
取引実行後、SKY-UとACGに対する持分比率は東京センチュリーと伊藤忠商事がそれぞれ50%となり、ACGは両社による共同経営体制に移行する。重要事項は株主間契約などに基づき、両者の合意を要する運営体制とする。
伊藤忠商事は、航空旅客需要の中長期的な伸長を背景に航空機リース市場が拡大するとの認識のもと、航空関連事業を成長領域と位置付けている。現在、世界各国の航空会社向けに90機を超える航空機とエンジンのリースを展開している。2025年には国内に航空機リース専業のIC Aeroを設立し、2026年5月にはアブダビとアイルランドを拠点に中古機投資のアセットマネジメント事業を展開するSirius Aviation Capital Holdingsに経営参画した。2024年にはアイルランドを拠点にアフターマーケット分野を手掛けるKillick Aerospaceへ出資している。
伊藤忠商事では、ACGを航空関連事業の中核プラットフォームと位置付け、新造機リース事業の拡大、航空機の取得・販売の強化、格付や資金調達力の向上による収益性改善、買収機会やポートフォリオ入替の共同検討、両グループのネットワークを活用した航空機バリューチェーン全体での収益機会の創出に取り組む。
ACGは1989年設立で、本社はアメリカ・カリフォルニア州ニューポートビーチに置く。2025年12月期の売上高は12億8,700万米ドル、純利益は7億100万米ドル。
あわせて、東京センチュリーの自己資本・財務基盤を補強するため、社債型種類株式で100億円を引き受ける。