エアバス、ベルーガSTをトゥールーズのエアロスコピア博物館で永久展示へ

エアバスは、ベルーガST(エアバスA300-600ST型機、機体記号:F-GSTD)をトゥールーズのエアロスコピア博物館に移送した。

ベルーガSTは1995年に就航し、5機体制で翼・胴体などの大型部品をヨーロッパ各地の製造拠点間を輸送してきた。搭載量は40トンでザトウクジラ成体1頭分に相当する。特別任務としては1997年に航空機での最大貨物輸送の世界記録を樹立、1999年にドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」をパリから東京に輸送、国際宇宙ステーション(ISS)のコロンバスモジュールの輸送なども担った。

エアバスは2025年、ベルーガSTの引退を発表。2027年中頃以降はベルーガXLが唯一の部品輸送機となり、6機体制で欧州11拠点を結ぶ。

博物館ではコンコルド、スーパーグッピー、エアバスA380型機と並ぶ主要展示品として展示される。