JAL、大谷選手仕様のA350「DREAM SHO JET」運航終了 11日未明に厦門へ

日本航空(JAL)は6月10日、米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手を描いた特別塗装機「DREAM SHO JET」(エアバスA350-900型機、機体記号:JA08XJ)の運航を終了した。

DREAM SHO JETは、夢を抱く若者たちを応援するプロジェクト「DREAM MILES PASS(ドリームマイルパス)」の一環として、2024年9月29日に就航。機体左側にはヘルメット姿、右側にはグラブを手にした姿を中心に、投打の「二刀流」で活躍する大谷選手を胴体後方に大きくあしらった。左右各45枚、計90枚のデカールを使用し、デザイン部分の大きさは片側あたり縦約5メートル、横約19メートル。就航から今年5月末までの約1年8か月間で計2,720便に投入され、総飛行時間は4,040時間56分に及ぶ。

運航最終日は東京/羽田〜札幌/千歳・福岡線を各1往復し、各空港では記念イベントが開かれた。機内では最終日限定で大谷選手の搭乗アナウンスを流したほか、DREAM SHO JETの就航初期に提供していたMLB仕様の紙コップも復活した。

最終便となった福岡発東京/羽田行きのJL326便は343名が利用。午後6時26分に福岡を出発し、同41分に離陸。東京/羽田のA滑走路に午後7時53分に着陸し、同59分に11番スポットに到着した。地上では運航乗務員や客室乗務員、整備士、グランドスタッフ、グランドハンドリングスタッフ、間接部門の社員など約30名が到着を出迎えた。

JALによると、最終便までの利用者はのべ約90万人に達した。担当者は、「多くの方が写真を撮影されたりSNSに投稿するなど、広く親しんでいただいた。大谷選手をデザインした飛行機が日本の空を飛ぶ姿が、多くの方々に笑顔や元気を届けているのを肌で感じることができた」とコメントしている。

運航を終えた機体は6月11日午前2時40分に東京/羽田を出発し、重整備が行われる厦門に向かう。現地で通常塗装に戻したうえで、7月初旬に日本に戻る見通し。