JAL、大谷翔平選手描いた「DREAM SHO JET」運航終了 松井氏以来のMLB特別機

日本航空(JAL)が運航するエアバスA350-900型機の特別塗装機「DREAM SHO JET」(機体記号:JA08XJ)が6月10日、最終運航日を迎えた。米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手を描いた特別機で、最終日は東京/羽田〜札幌/千歳・福岡線を各1往復する。

DREAM SHO JETは2024年9月29日に就航。機体左側にはヘルメット姿、右側にはグラブを手にした姿を中心に、投打の「二刀流」で活躍する大谷選手を胴体後方に大きくあしらった。左右それぞれ45枚、計90枚のデカールを使用し、デザイン部分の大きさは片側あたり縦約5メートル、横約19メートル。5月末までの約1年8か月で計2,720便に投入され、飛行時間は4,040時間56分に達した。

JAL機にMLBの選手が描かれるのは、当時ニューヨーク・ヤンキースに所属していた松井秀喜氏を題材に2003年に就航した「松井ジェット1号」(ボーイング747-400型機、機体記号:JA8907)と「松井ジェット2号」(エアバスA300-600型機、機体記号:JA8377)以来、約21年ぶりだった(2号は就航当初、日本エアシステムによる運航)。

運航最終日は、東京/羽田午前8時50分発の札幌/千歳行きJL507便、札幌/千歳午前11時25分発の東京/羽田行きJL508便、東京/羽田午後3時25分発の福岡行きJL323便、福岡午後6時20分発の東京/羽田行きJL326便の計4便に投入。機内では最終日限定で大谷選手の搭乗アナウンスを流したほか、DREAM SHO JETの就航初期に提供していたMLB仕様の紙コップも復活した。

このうち、東京/羽田発の最終便となったJL323便は245名(うち幼児1名)が利用。午後3時26分に11番スポットを出発し、同43分にD滑走路から離陸した。出発前の搭乗口には大谷選手の等身大パネルが展示され、最終運航を知らせるサイネージも掲出。横断幕を手にした社員が乗客を見送った。

JALによると、運航を終えた機体は6月11日午前2時40分に東京/羽田を出発し、重整備が行われる厦門に向かう。現地で通常塗装に戻したうえで、7月初旬に日本に戻る見通しだという。