チューリッヒ空港、2本の滑走路延伸でパブコメ

チューリッヒ空港は、2本の滑走路を延伸するにあたり、パブリックコメントを6月1日から30日まで受け付ける。

滑走路32を北へ280メートル、滑走路28を西へ400メートル延伸する。滑走路32は空港敷地内で収まることから、工期は約2年を見積もっている。滑走路28は大掛かりな工事を要するため、工期は約7〜8年を見込んでいる。いずれも2030年以前には着工しない見込み。

滑走路28の延伸により、着陸時や離陸中止時の安全性が向上するほか、天候に左右される東向き進入の利用可能性が高まり、夕方から夜間にかけての遅延や騒音の軽減につながる。

滑走路32の延伸により、ほぼすべての大型長距離旅客機に対応できるようになる。滑走路を横断して滑走路34から離陸をする必要がなくなり、安全性と定時運航率の向上が見込まれる。安全区域計画も調整される。

2012年に実施された包括的な安全分析に基づき、2024年3月に有権者による承認を得ていた。グラット川を移設し、川の長さは400メート延長され、面積も拡大する。遊歩道や橋も整備する。