アパグループ創業者、元谷外志雄氏が逝去

アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉

アパグループは、創業者で会長の元谷外志雄氏が、2月11日に逝去したことを明らかにした。

元谷外志雄氏は、1943年生まれの82歳。小松高等学校を卒業後、現はくさん信用金庫に入行するとともに、慶応大学経済学部通信教育課程に入学。北陸地区信用金庫労働組合連合会の副議長などを経て、信用金庫の合併に伴い、1971年4月に当時の信金開発(現アパ)を創業した。注文住宅から戸建分譲、マンション分譲、ホテル事業、総合都市開発へと事業を拡大した。創業以来黒字を継続するなど、経営手腕にも注目された。創業50周年を機に、2022年4月に新体制に移行し、長男の一志氏が社長兼CEO、次男の拓氏が専務に就任し、元谷氏は会長として世代移行を進めた。

事業の傍ら言論活動にも力を入れ、藤誠志のペンネームで、アパグループの月刊誌「Apple Town」へ社会時評エッセイを32年に亘って掲載していたものの、2025年8月号をもって終了していた。「報道されない近現代史」などの著書を発表したほか、「真の近現代史観」懸賞論文制度、「アパ日本再興大賞」表彰制度、「勝兵塾」を主催していた。

妻は信用金庫の労働組合の会合時に出会った芙美子氏で、1970年に結婚。アパホテルの社長に就任後、”アパ社長”として会社の顔となり、活躍している。

通夜と告別式は近親者のみにて執り行った。後日、お別れの会を予定している。