ボラリスとビバ・エアロブス、経営統合へ

ボラリスとビバ・エアロブスは、経営統合する。

両社は持株会社を設立し、株主は新会社メキシカン・エアライン・グループの株式を50%ずつ保有する対等合併となる。両社の航空運送事業許可(AOC)とブランドは維持する。持株会社の会長にはビバ・エアロブスのロベルト・アルカンタラ・ロハス会長が就任する見通し。

スケールメリットを活かし、機材保有コストの低減や財務基盤の強化を見込む。メキシコシティ新空港での運航便数増加のほか、メキシコ各地に新たな運航拠点を開設し、既存の拠点と同様に路線網を拡大する。株主と当局の承認を前提としており、取引完了は2026年内を見込んでいる。