JR東日本、首都圏路線でも日中メンテナンスを実施 一部区間で運休や迂回、2026年度から

JR東日本 山手線 京浜東北線

JR東日本は、首都圏の路線でメンテナンス作業を日中時間帯にシフトする取り組みを2026年度から進める。

これまで地方のローカル線を中心に日中時間帯でメンテナンス作業を進めてきたものを、首都圏でも本格的にシフトする。

京浜東北線では、田端〜田町駅間で平日の連続した3日間に作業を実施し、同区間を走る列車は山手線の線路を迂回して運転する案を想定する。

横須賀線では、東京〜品川駅間で金曜日の終電から日曜日の初電まで列車を運休し、昼夜連続でトンネル補修などの大規模工事を行う計画を検討する。この間、横須賀線は品川駅で横浜方面へ、総武快速線は東京駅で千葉方面へ折り返し運転とする。

同社は今後も鉄道工事従事員の安全確保と働き方改革を進め、安全安定輸送の向上と持続可能なメンテナンス体制の構築を目指す。具体的な実施線区や頻度、ダイヤ変更などの詳細は決まり次第、改めて案内する。